スマトラ・マンデリンの現在の銘柄は「タノ・バタック」です。
インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ第4位の生産国です。
スマトラ島のトバ湖南部のリントン・ニフタ村があります。
リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。
商品名「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。
様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。
伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。
タノバタックは、コーヒー生産にとって、非常に理想的な環境下で丁寧に作られています。
リントン地区のコーヒーの中でもマンデリン特有のハーブ系の風味に加え、
チョコレート、しっかりとしたコクがあり、更に雑味が少なく、クリーンな風味特性を持つロットを選抜したものです。
「マンデリンらしいマンデリン」という言い回しはおかしいでしょうか。
ジターヌでは`そこ`を狙って焙煎を仕上げています。
コクと表現されるような複雑さと重厚さを、後味のスッキリさと共に楽しめるタノバタックをお楽しみください。
栽培地:スマトラ島 リントン地区
標高:1,400m〜1,600m(斜面の多い山岳地帯)
土壌:火山灰土壌
生産処理:伝統的なスマトラ式