久々のルワンダコーヒーの取り扱いです
最近のコーヒー相場では比較的お手頃なコーヒーですが、苦いめのルワンダコーヒーの美味しさをギュッと詰めた仕上がりとなっています。というのも通常ジターヌは中煎りで仕上げるアフリカ・ルワンダを今回は中深煎りにしていまして、落ち着いたチョコレートの風味と強く長い甘さ、口当たりの滑らかさをお楽しみいただけます。
焙煎担当にとってルワンダコーヒーは正直苦手なところがありました。
標高が高く密度の高い産地で且つ水分値が高く、1ハゼ以降に成分の発達が遅くなったと思えば2ハゼに向かって一気に進んでいく=風味は弱く青臭さやハーブの風味が強く飲みづらい風味が出てしまう、そんな悪夢を見るくらいに
今年のルワンダ・ニャルシザCWSは以前よりも品質が上がっていて、テストロースト(本ロースト前に小さな焙煎機で浅煎りから深煎りまで試しローストをすること)では熟した柑橘の風味、シロップのような繊細な甘さがありました。正直何度も試して(悪夢を振り払うように)、どこがこのニャルシザのベストポイントか?お客さまが自宅で楽しまれて飲み飽きない、飲み疲れないポイントか?を探して中の深煎りに漂着しました
すこし変わったローストを施していて他の商品の2倍から3倍の手間と時間のかかる作業をしています。その成果は…あると思います。深煎り寄りのルワンダコーヒーの圧倒的な甘さを是非お試しください
精 製 所 : ニャルシザ農協
エ リ ア : 南ニャマガベ
精 製 法 : フーリーウォッシュド
品 種 : ミビリッジ(ブルボン種)
標 高 : 1,785m