2024年ラストに続々とご紹介しているイパネマ農園さんの特別なコーヒー
「ブラジル イパネマ農園 プルミエクリュB69チェリー」です

アナエロビックファーメーション＝嫌気性発酵と言うと風味の派手さを連想しがちですが
こちらは穏やかに果実感が立ち上がりイエローブルボン種らしい甘さとともに楽しめる綺麗な風味のコーヒーです。
嫌気性の発酵により通常のナチュラルよりもボディ感があり
イパネマ農園の嫌気性発酵技術の高さを感じさせます。
温度帯が下がると「チェリー」と記載されている理由がわかるかもしれません。
以前に扱ったB15区画のストロベリーと比べると華やかな印象、ビターの少なさが印象的です

ローストレベルは中煎りの浅め、甘さにシロップと少しチョコレートを感じるくらいの仕上がりで
ドリップでもエスプレッソでも美味しいですね。

幾分、コーヒー豆を少なめに使った方が風味が綺麗に出る印象があります。
（例えば普段10gのコーヒー粉で160cc注ぎ140ccのコーヒーを作っていたら、
思い切って9gで淹れてみると良いかもしれません）

最近、浅〜中煎りのシングルに終了する銘柄が多く
ラインナップが手薄だなと感じいてバッハさんに相談していました。
小ロットの高品質コーヒーと言えばのコーヒー生豆インポーター、カフェ プントコムの土屋さんの扱いで
面白いブラジルが何種類かある、とお知らせいただき今回の取り扱いとなりました。

コーンタイプ、フラットボトム、エアロプレス、フレンチプレス、色々なアプローチでお楽しみいただきたいですね。

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以下、農園の公式プロフィールよりの翻訳
traceability がしっかりしていますね

900ヘクタールの森林、環境保護地域、51の泉に囲まれた当社のコーヒー畑は650 ヘクタール以上に広がっています。ファゼンダ リオ ヴェルデの 69区画のテロワールの中から、最高の32区画をプルミエ クリュとして選びました。
栽培されている品種は、標高が最低 1,000 メートルのイエロー カトゥアイ、イエロー ブルボン、レッド アカイアのみです。テクノロジーが満載の優れた精製施設で、最高のコーヒーを生産できます。

このナチュラルチェリー嫌気性発酵イエローブルボンは、独特の甘い味、
明るい酸味、粘性のあるボディを提供します。
そのカッププロファイルは、泡立ちと長い後味でチェリーのノートを引き出します。

ブロッサミング（開花）2022年9月22日

選択的な手摘み
収穫日:2023年6月26日

事前乾燥プロセス
93時間のパティオでの乾燥

乾燥プロセス
100時間の強制乾燥機

嫌気性発酵プロセス:90時間

スクリーン15アップ